絶対子どもに言ってはいけない言葉
子どもがどう成長しいくかというのは、親や周りの大人の関わり方で決まります。
特に子どもが毎日関わっている大人と言えば、
✔︎ 学校の先生
✔︎ 親
ぐらいですよね。
あとは週末に親戚やおじいいちゃん、おばあちゃんと話すぐらいでしょうか…
子どもは、毎日関わりのある大人の背中をばっちり見ています。
それほど、子どもと関わる大人は自覚しないといけません。
僕も、子どもと関わることが多いのでその接し方にいつも気をつかっています。
そんな親や周りの大人が、絶対に子どもに言ってはいけないあるひと言。
「あ〜疲れた」
この言葉、意識しておかないと不意に口に出してしまいますよね。
で、なぜこの言葉がいけないのか。
結論から言います。
何に関しても無気力・無関心な子どもになってしまうそうです。
なぜか…
”大人になることって疲れることなんだ”
ということが、潜在意識のなかに刷り込まれていくんです。
確かにそうかもしれませんよね。
仕事から帰ってくるお父さんが、いつもいつも
「疲れた〜」と言っていたら子どもがどう思うか考えてみてください。
僕の場合、小学生や中学生の頃は早く大人になりたくて仕方なかった記憶があります。
そう考えれば、僕のお父さんの「疲れた〜」って言葉、一度も聞いたことありません。
仕事から帰ってくるお父さんにいつも遊んでもらってました。
「疲れた」のひと言が大人への憧れを削ぎ、一生大人になんかなりたくないと思わせる。無気力・無関心の子どもが生まれ、仕事をしたくないニートが増える。
なんだか、今の現代社会の背景が見えてきそうですね。
では、大人はどう接すればいいのでしょうか?
僕が子どもと接する時に気をつけていることがあります。
”真の自分の姿を見せる”
ということです。
これ、意外と簡単にでき、しんどくないので非常にオススメです。
自分を隠すことは一切しないでください。
「え?大人がちゃんとしないと子どもも・・・」
と思うでしょうが、それが危険だと思うんです。
大人が、けじめをつけるところはビシッとし、緩めるところはとことん緩める。
このメリハリを見せてください。
最近こんなことを言われました。
子:「先生(立場上先生と言われてます)、毎日充実していつも楽しそうですね。」
そこで僕はこう言い返します。
僕:「大人になったらめっちゃ楽しいよ!」と。
そうしたらこんなことを言ってくれました。
子:「僕も先生みたいな大人になりたいです。」
涙が出そうでした。
一人の子どもの憧れの存在になれたことがすごく嬉しかったんです。
憧れといっても、いろいろな形の憧れがあると思うんです。
ただ形はどうであれ、
一人の大人として、「早く大人になりたい」と思わせられるような
大人にならないといけないと自覚しました。
言葉ひとつ、特に子どもの前では気をつけたいものです。