”普通(フツウ)”って何?
みなさん、こんばんは。
暑い日が続いていますが、体調管理はしっかりできていますか?
ところで、最近の大人がよくつかう言葉に、
「ふつうは〜」
ってありませんか?
学校の先生ですら、平気で子どもに浴びせる言葉です。
この言葉、
僕は子どもの時すご〜〜く違和感がありました。
僕は子どもの頃、とても真面目とは言えないやんちゃばかりしている子どもでした。
よく叱られる場面もあったのですが、そこでよく、
「普通ならこんなことはしない!」
「普通はこうするべきだ!」
とよく聞いた覚えがあります。
この言葉、
遠回しに言えば
”あなたはふつうじゃない”
”変わった子だ”
”普通にならないといけない”
というように、その子の人格を真っ向から否定しているようにしか聞こえなかったんです。
「ふつうは…」「一般的には…」「常識的に…」
これらは、人によっても感覚が様々だし、どういう解釈をするかによっても全く異なった意味になります。
大人がひとつ言葉を間違えるだけで、目の前の子どもの人生が大きく変わるんです。
我々大人の役割は、スーパーコンピュータ(のような柔軟な思考)を搭載している子どもの選択肢をいかに増やしてあげられるかだと思います。
その選択肢を蝕むようなことは決して避けなければいけません。
大人の関わり方で子どもの性格や思考回路が決まっていくようなものだと思っています。
言葉ってすごく重いですよね。
言葉ひとつ、気をつけたいものです。
では。